悲劇は、それが深刻な損害を出さなければネタになる

その日はいつもと同じくらいついてない日だった。
あまり親しくない人にも「ボロっ!」と言われてしまう可哀相なipodケースを買い換えようと思っていてAmazon.jpをうろついていた所通常4000円程度のものが300円で売られていた。第三世代用のケースだから。今出てるinfobarっぽいキモいやつは恐らく第五世代。やった!とか思って購入手続きをしようとした所、手数料1400円。困って、割とAmazonでポチポチしている友人に助けを求めるけどやっぱ手数料かかるっぽくてあきらめる。25時ふて寝という事もありいつもより早めにふとんに入る。オーディオのスリープタイマーを2時間にセットして聴くのはMarie Antoinetteサントラのdisc2。disc1はテンション高めでdisc2がクラシックや静かなオペラなどの落ち着いた雰囲気でおやすみCDにちょうどよい。ちょうどよいけれどもなかなか睡眠は導入されず、当たり前のように眠れない。悲しく120分は過ぎてゆき、電源がOFFになる音を絶望的な気持ちで確認する27時。やりきれない気持ちでごろごろしていると、上の階の人が洗濯かトイレかお風呂か分からないけど何かしているのか水が流れる音が聞こえる。しばらくしてもまだ水の音。おかしい、いつもと違う、いや気のせいだ・・・とか考えているとしまいには ポタッ ポタッ という音まで聞こえてくる。え、何幻聴?と自分の耳を疑う事数分、次の段階では「もしかしておばけ?霊感ないのに」という恐怖心が出てきて耐え切れずオトンを起こしに行く。(中略)そんなわけで上の階から水漏れして壁と床を張り替えてカーペットが緑になりました
ipodケースはボロいまま